4月の誕生花
4月は異動や入園・入学、就職など、新しい門出の季節です。草木も青々と芽吹き始め、新しい一歩を踏み出す人たちをお祝いしてくれるかのようです。
人生のスタートラインを思い返すと、華やかなお花とともにあったのではないでしょうか?
まさに花の季節にぴったりのシーズン到来です!
そんな4月の誕生花は「桜」「アルストロメリア」「都忘れ」です。桜については、もう言うまでもありませんね。
それでは、それぞれのお花の特徴を見ていきましょう。
桜の特徴・花言葉
桜は、バラ科・サクラ属の樹木で、春になると、天気予報とともに桜の開花予想が報道されるなど、日本の国を代表する花です。卒業式や入学式の時期に校庭に咲き乱れ、甘酸っぱい思い出に胸を焦がす人も少なくないのでは。
お花見も春の楽しみのひとつ!
桜が咲いては心が弾み、はかなく散っては切なくなる。
日本人にとって、桜は特別ですね。
花言葉は「心の美しさ」「精神美」「優雅な女性」ですが、桜の種類によっても花言葉があります。
八重桜:「おしとやか」「豊かな教養」、山桜:「あなたに微笑む」、寒桜:「気まぐれ」などです。
桜は、花束にもできるし、盆栽でプレゼントすることもできますが、花言葉を込めるなら、一般的な桜がよいかもしれませんね。
アルストロメリアの特徴・花言葉
アルストロメリアと聞いて、すぐ花を思いつく人は少ないのではないでしょうか。
アルストロメリアはユリズイセン科・ユリズイセン属の球根植物で、その属性のとおり「ペルーのユリ」とも言われる、ユリに似たエキゾチックなお花です。
色も鮮やかで種類が多いため、アレンジメントでもよく使われます。華やかな場面にぴったりのお花です。
花言葉は、赤:「幸い」、ピンク:「気配り」、黄:「持続」、オレンジ:「友情」、青:「知性」「冷静」、白:「凜々しさ」です。
とっても多彩ですね!
都忘れの特徴・花言葉
「都忘れ」と聞いて、お花の名前だと分かる人はどれくらいいるのでしょうか。
都忘れはキク科シオン属で、昔から茶花などに使用された、なじみの深い山野草です。
楚々とした花を咲かせ、持ちもよく、大きなものは切り花にすることもできますが、地植えが最も適しているでしょう。
花言葉は「別れ」「また会う日まで」「短い恋」と、まさに都落ちする人のためのお花のようですね。
転校、転勤してしまう人へのプレゼントとしてはよいかもしれませんが、そうでなければ、野に咲く都忘れを眺めながら、そっとメランコリーに浸るのがよいかもしれません。