ハボタン(葉牡丹)の花言葉

利益、祝福

ハボタン(葉牡丹)の基本情報

分類 アブラナ科/アブラナ属
花色 (葉)白、紫、赤、緑など
別名 ハナキャベツ、ボタンナ
原産地 ヨーロッパ
英名 decorative kale
開花時期 12~3月

葉牡丹(ハボタン)の花言葉とは?

縁起の良い花言葉をもつ葉牡丹は、お正月の門松や生け花によく使われ、古くから人気のある植物です。
公園やお庭を彩る植物としても、私たちの生活でよく見かけるようになりました。
葉牡丹の花言葉は「祝福」「慈愛・愛を包む」「利益」「物事に動じない」です。
葉牡丹は、「祝福」「慈愛」「利益」などお祝い事にぴったりの花言葉がつけられています。
白色、紫色、赤色、ピンク色、緑色などの葉が美しく彩るため、「葉牡丹」と名付けられたのです。
色によって花言葉が付いていることもありますが、色別では特にありません。
葉牡丹の花言葉は、愛が溢れ幸せを呼んできそうな、縁起の良い花言葉ばかりですね。

葉牡丹(ハボタン)の花言葉!意味や由来は?

それでは、ステキな花言葉をご紹介いたします。

祝福

 葉牡丹の色合いが紅白でおめでたいとされ、縁起が良い組み合わせの色で植えられているのが定番です。

 ※ 縁起の良い植物としておめでたい席に飾られる、美しい赤や白の葉が華やかさを感じさせてくれますね。

慈愛・愛を包む

 幾重にも葉が重なり合い中心の花を、大切にやさしく包み込んでいる姿に由来しています。

 ※ なんとも愛おしい深い愛情(親の大きな愛)が感じられ、見る人を穏やかな気持ちにさせてくれますね。

利益

 三国時代の軍師である諸葛孔明がゆく先々の戦場で、キャベツを栽培して兵士の食糧にし、戦いに役立たせていたという故事にちなんで付けられました。

 ※ キャベツは戦時中の大事な食糧として、兵士に活力という利益を与えたのですね。

物事に動じない

 葉が横に大きく広がり、安定感良く並び咲いてみえることから付けられたのかもしれません。

 ※ どんなことがあっても臨機応変に対応することの大切さを、思わせてくれそうです。

葉牡丹とともにステキな花言葉を添えて、あなたの大切な人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
その幸せは、きっとあなたのもとにも訪れると思います。

葉牡丹(ハボタン)の名前の由来は?

重なり合う葉の色や形が、牡丹の花のように華やかでとても美しいのが、名前の由来です。
日本には江戸時代に伝えられ、西ヨーロッパ原産のキャベツを園芸用として品種改良した古典園芸観葉植物です。
伝統のお正月飾りとして使われることが定番で、とても人気があります。
葉牡丹の魅力は、寒さに耐えてきれいに色づいた葉を見せてくれるところにあるんです。
鮮やかな葉を鑑賞して楽しむことができる葉牡丹は、冬のガーデニングや寄せ植え、おしゃれに仕上がる花束など楽しみ方もいろいろあります。
花の少なくなる冬の季節には華やかに彩ってくれる葉牡丹が、あなたの癒しとなってくれます。

葉牡丹(ハボタン)が正月に飾られる理由。縁起がよいのはなぜ?

幾重にも重なる葉が魅力的で「吉事が重なる」という意味を持ち、葉が紅白に染まることも縁起が良いので、お正月に飾って楽しむことができます。
昔は縁起が良い牡丹を飾ることでお正月を迎えていましたが、牡丹は高級な花であるため、花姿が似ていて安価な葉牡丹の人気が高まり使用されるようになりました。
冬でも色鮮やかに咲く葉牡丹は、お正月に欠かせない植物のひとつで豊かさや祝福を表し、おめでたさを一層華やかにしてくれます。
元旦、部屋の中に年神様を迎える準備として、縁起が良いとされる葉牡丹は床の間の生け花にはなによりです。
また神様がお寄りくださる良きお正月となりますように、門松と一緒に玄関を彩ります。
寒さに強く育てやすい葉牡丹は、花が少ない冬の季節に彩りを添える代表的な植物です。
大きさや色、葉の形が異なる葉牡丹だけを寄せ植えにして、飾るのも華やかでボリュームがあり素敵です。
お正月のアレンジメントとしてだけでなく、鉢や花壇に植えて楽しむのもいいですね。